- 「ホームページはあるけれど、なかなかアクセスが増えない…」
- 「アクセスは少しあるのに、なぜか問い合わせが来ない…」
こんなお悩みをよく耳にします。
せっかく時間やお金をかけて作ったホームページ。
できればもっと多くの人に見てもらって、「ここにお願いしよう」と思ってもらいたいですよね。
実はそのお悩み、多くのリフォーム会社さんが感じていること。
ちょっとした工夫や改善で、「反応が出るホームページ」に変えていくこともできるんです。
今回は、「ホームページから反応がない場合の2パターン」と、それぞれに合わせた改善のヒントをご紹介します。
ホームページに関するお悩みは、大きく2パターン
ホームページからの集客でよくあるお悩みは、次の2つに分かれます。
ケース1:アクセス(訪問者)が少ない
ホームページはあるものの、検索しても出てこない。
見てくれる人が少ないから、当然問い合わせも少なくなりがち。
そんな「見つけてもらえない」状態です。
ケース2:アクセスはあるけれど、問い合わせがない
アクセス解析を見ると、毎月それなりに見てもらえてはいる。
でも、なかなか問い合わせや見積もり依頼にはつながらない。
つまり「見てもらえてはいるけど、反応がない」状態です。
2つのケースは対策の仕方がまったく違う!
実はこの2つ、対策の方向性がまったく違います。
「アクセスを増やす工夫」と「問い合わせにつなげる工夫」、どちらも必要なのですが、まずは自社のホームページがどちらの状態かを再認識することが大切です。
このあと、それぞれのケースについて、具体的な改善のヒントをお伝えします。
アクセスが少ない場合:地域+ニッチを狙ったSEO対策を
ホームページを作ってしばらく経つけれど、「そもそも見てもらえていない」という場合、検索で見つけてもらう工夫(=SEO対策)が必要です。
特に、リフォーム業のように地域密着型のサービスでは、「大府市+具体的なサービス名」で検索されるケースが多いため、そこを意識してページを作っていくことがポイントです。
「大府市+○○リフォーム」のようなニッチワードを狙うページを作る
たとえば「大府市 キッチンリフォーム」「大府市 トイレ交換」など、お客さまが実際に検索しそうな言葉(=ニッチワード)でページを作っていくのがおすすめです。

特にリフォームの場合、お客さまは必ず「何をリフォームしたいのか」という目的があるはず。
そのため「場所(地域)」と「内容(部位や目的)」がセットで検索されやすく、「大府市+お風呂リフォーム」「大府市+外壁塗装」といったキーワードを狙ったページを用意すると、検索にヒットしやすくなります。
施工事例やブログをたくさんアップ。濃い内容にする

実際の施工事例はSEOにも強く、信頼感アップにもつながる重要なコンテンツです。
「○○町でのキッチンリフォーム事例」「築30年の家をリノベーション」など、場所や施工内容を具体的に書くことで、検索されやすくなります。
テレビの人気番組にもなっていましたが、施工前と施工後のビフォーアフターは興味をグッと惹きつけるもの。
写真をしっかり活用して、魅力的に見せたいところです。
また、ブログとして
- リフォームにかかる費用の目安
- よくある質問(Q&A)
- 季節ごとのメンテナンスポイント
などを発信していくのも集客効果が期待できます。
Googleマップ(MEO)対策も合わせて行う

意外と見落とされがちなのが、Googleマップ上での検索対策(MEO)です。
たとえば「大府市 リフォーム」と検索したとき、地図と一緒に表示される店舗情報を見て問い合わせる人も多いです。
Googleビジネスプロフィールを登録し、写真・サービス内容・口コミなどをしっかり整えておくことで、検索エンジンではなく地図から選ばれることも十分あります。
お風呂のリフォーム、キッチンリフォーム、トイレリフォームなど、Googleビジネスプロフィールでもそれぞれのサービスをきちんと整えておくことが大切です。
アクセスはあるのに問い合わせが来ない場合:情報発信と導線の見直しを
検索ではそこそこ上位に出てきていて、定期的にアクセスもあるけれど、なぜか問い合わせや相談が入りにくい。
こうした場合、ホームページの中身や見せ方を改善する必要があるかもしれません。
いくら見に来てもらっても、「この会社に頼もう」と思ってもらえなければ、機会を逃してしまいます。
施工の仕上がり・ビフォーアフター・お客様の声は掲載していますか?
リフォームを考えている方にとって、一番気になるのは、施工の仕上がりや実際のお客様の声。
こうした情報は何よりも安心材料になるため、とにかく充実させておくべきです。
- 工事前と工事後の写真(ビフォーアフター)
- 工事の流れや担当者のひとことコメント
- お客様の感想や評価
こういった情報があるだけで、「自分の家もお願いしたら、こんなふうになるのかも!楽しみになってきた〜」と想像しやすくなります。
施工の技術や誠実さは言葉や写真で伝えてこそ、相手に伝わるものです。
また、特に施工後の写真はスマホで適当に撮るのではなく、きれいに撮影したいもの。
仕上がりの写真をチェックするのは特に奥様が多く、きれいさ・おしゃれさにこだわる方は多いはずです。
写真があまり魅力的でないと、「う〜ん、この業者さんはどうかな」という反応になりかねません。
スマホで見やすい?問い合わせしやすい?
今は、多くの方がスマホでホームページを見ています。
もしページが見づらかったり、問い合わせ方法がわかりにくかったりすると、それだけで離脱されてしまうことも。
そこで、以下のような点をチェックしてみてください。
- PCでホームページが整っていても、スマホだと不自然なデザイン・レイアウトになっていないか?
- スマホでも文字が小さすぎず、読みやすいか?
- 「お問い合わせ」や「LINE相談」のボタンはすぐ見つかるか?
- 無理に電話をかけさせようとしていないか?
ユーザーが「ちょっと聞いてみようかな」と思ったときに、すぐアクションを起こせる導線設計がとても大事です。
SNSやLINEの活用で「人柄」や「安心感」を伝える
リフォームは高額で工事期間もある程度かかるため、「この会社・この人に任せて大丈夫かな?」という人となりが大きな判断材料になります。
InstagramやLINEなどのSNSを使って、
- 普段の施工の様子
- 担当者のちょっとしたつぶやき(ポジティブ・誠実な内容)
- 地元のお店とのつながり
などを発信しておくと、人柄が伝わる安心感につながります。
そして、SNSからホームページへのリンクを貼ることで、相互の集客力もアップします。
反応がないのは、魅力が伝わっていないだけかもしれません
リフォーム会社さんの多くは、技術力や実績、お客様対応など、実際にとても魅力的なサービスを提供されています。
ただ、それがホームページやweb上でしっかり伝わっていないことで、「もったいないな…」と感じる場面も少なくありません。
誰かに伝えようとしなければ、どんなに素晴らしいサービスでも、知ってもらえないものなのです。
そして、伝え方はちょっとした工夫で変えることができます。
- 写真の見せ方を変える
- キーワードを意識してページを作る
- お問い合わせしやすい導線をつくる
- SNSやブログとつなげて「知ってもらう」機会を増やす
こうした小さな改善の積み重ねで、「選ばれるホームページ」に育てていくことができます。
「ホームページはあるけど、うまく活かしきれていないかも…」
そんな風に感じていたら、ぜひ一度お話しさせてください。
ちたwebでは制作だけでなく集客・運用・SNS連携なども含めて、地域の事業者さんと一緒に「伝わる仕組みづくり」をお手伝いしています。
ご相談は無料のため、お気軽に連絡いただければと思います。
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